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CBDの選び方!何を選んだらいいの?【パートⅠ】

CBDの選び方!何を選んだらいいの?【パートⅠ】

世界中で注目され、さまざまな形態のCBD製品が日本でも購入できるようになってきました。輸入された製品もあれば、国内製造された製品も出てきています。インターネットで検索すると、種類?高濃度?オイル?お菓子?吸うタイプ?塗るタイプ?なんとも様々な商品が並んでいます。初めての方には聞きなれない言葉も多く使われていると思います。なんとなく怖い、結局手が出ない、良いものの選び方が分からない、そんな声をよく耳にします。そこで、安心・安全に、より良いものを選んでいただくためのポイントを2回にわたってご紹介します。

パートⅠでは、CBDの質を左右する原料の選び方・必ず記載されている濃度の選び方をお届けします!

最も大切なCBDの原料について

原料は価格にも作用にも影響します。実際、CBDの原料は希少であり高価です。だからこそ何が入っているのかは知っておいて損はありません!聞きなれないワードですが、きちんとした良い商品を選択する際には必要なワードです。
では以下を必ず確認していきましょう。

CBD原料の種類

  • アイソレート 粉状
    CBDのみが含有。
    実は、CBDのほか、CBDAやCBDVなどCBDには、種類があります。
    アイソレートの場合、この様々な種類のCBDは含まれておらず、CBD単体を指します。
  • ブロードスペクトラム はちみつやワックスのような形状
    植物全体の成分が配合されています。
    ただし!日本で禁止されているTHC(精神作用を及ぼす有害成分)は含みません。
    CBDのみでなく、他の種類のCBDも含まれているということです。
    CBD単体よりも、この他の種類のCBDが含まれることで、アントラージュエフェクトという相乗効果が期待できると言われています。
    日本で購入する際には最もおススメな原料です。
  • フルスペクトラム オイル状
    「フル」と記載されている通り、植物すべての成分を含むことを指しています。
    こちらは、基本的にTHCを含んでいます。大麻を合法としている海外では購入可能な商品です。
    これは日本では違法といえます。誤っても購入しないようにしましょう。
CBD原料の種類 アントラージュ効果※1 形状 CBD THC以外の成分 THC成分 価格
フルスペクトラム 有り オイル状 含有 含有 含有※2 高価
ブロードスペクトラム 有り ワックス状 含有 含有 含有なし 高価
アイソレート 無し 粉上 含有 含有なし 含有なし やや安価

※1:植物全体から出る成分をとることで高い効果を示す作用のことです。『アントラージュ効果』のワード重要ですよ!
※2:まだ、日本では各原材料の種類の定義があいまいに用いられていることがあります。フルスペクトラムという表記がありながらTHCを含んでいないとされている商品もありますが、必ず成分分析結果を確認するようにしましょう。

日本で取り扱いが可能なCBDとは、THC成分を含んでいないものになります。商品を選ぶ際には、必ず、どの種類のCBDであるかを最初に確認しておきましょう。

実は濃度よりも量が重要だった!CBDの濃度

CBDは絶対量です!
ラベルによく記載されている「%」の表示にごまかされないでください。

CBDはラベルに〇%と記載されているのが一般的です。ですがここで続けて確認していただきたいことがあります。ボトルの中身の量です。内容量が30mlの場合と10mlの場合では絶対量(CBD含有量)が変わります。30ml 5%のボトルと10ml 15%のボトルでは、含有量は同じなわけです。

初心者には低い濃度!(3%など)とお勧めされていることがあります。しかし、一日の摂取目安量は20mg~40mgほどと言われております。
例えば、1日30mgを目安として、
・3% 10mlの商品のCBD含有量300mg・・・1mlものオイルを使用し、10日ほどでなくなります。
・15% 10mlの商品のCBD含有量1,500mg・・・0.2mlのオイルで50日ほどもつ計算です。

0.2mlって?スポイトで垂らすと8滴程にもなります。1mlものオイルを口に含むのは結構大変です。

もちろん、最初から目安量とせず、1滴~調整して始めていく方法もあります。
5%、10%、15%とありますが、絶対量ということが分かれば、濃度に左右されず、摂取する量をご自身でコントロールすれば一日の理想的なCBD量が調整できることがお分かりでしょう。
筆者の場合には体感を得たかったので15%、10mlを購入して3滴から開始しましたよ。いまは8~10滴程度を毎日1日1回で使用しています。

CBDの選び方【パートⅠ】まとめ

今回は、CBD選びのポイントとして、原料の選び方、濃度の考え方についてお伝えしました。これだけでも少し絞れてきたのではないでしょうか。しかし、CBDの製品には多種多様な商品があります。そして、どんどん増えています。次回パートⅡでは、CBDを効果的に取り入れるための選び方をお伝えしていきます。食べる?吸う?垂らす?塗る?そんな切り口からご説明します。

皆さまがCBD製品をお選びいただく参考になれば幸いです!

関連記事:CBDの選び方!何を選んだらいいの?【パートⅡ】