CBDの選び方!何を選んだらいいの?【パートⅡ】
目次
世界を席巻するCBD!
健康や美容に敏感なあの人は取り入れている!でもどれを選べばよいか分からない!何から始めればいいの?そんな声にお応えして、CBD製品の選び方をご紹介します。前回は、CBDの原料の選び方、濃度のとらえ方をお伝えしました。
(※前回の「何を選んだらいいの?CBDパートⅠ」は、こちら)
パートⅡでは、CBDの素材のことは分かったけど・・・さまざまな種類や形がある商品からどれを選べばいいの!?にお応えします。
CBD製品の形態
錠剤?オイル?
CBD製品は錠剤のものやグミ・キャンディ・オイル・ベイプなど様々な種類の商品が販売されています。
希少な成分であるCBDをより効果的に、無理なく継続して取り入れたいですよね。普段皆さんが服用されているお薬と同様、摂り入れ方によって、効果の広がり方、速さ、持続時間というのは異なります。一般的なお薬の吸収速度、広がり方、持続時間をまとめたものです。
摂取方法 | 製品タイプ | バイオアベイラビリティ※1 | 発現時間 | 持続時間 |
---|---|---|---|---|
舌下 | オイル | 10~20% | 15~30分 | 6~8時間 |
経口(内服) | エディブル(クッキー・グミ) | 10%前後 | 60~90分 | 6~12時間 |
吸入 | ベイプ | 20~45% | 3~15分 | 2~3時間 |
経皮 | パッチ | ~90% | 15分~1時間 | 4~8時間 |
局所(トピカル) | クリーム | なし | 15~30分 | 2~4時間 |
※1:バイオアベイラビリティは体内に吸収された薬剤が全身に到達する割合のことです
以上を踏まえて、以下を確認していきましょう。
お菓子やお食事
グミやキャンディ、クッキー、パン、今ではCBDカフェも増えてきました。
何より美味しく、身近な形で取り入れやすい形態なのがメリットです。コロナ禍ではお友達と団らんしながら・・・は難しいですが、自宅でのリラックスタイムに取り入れたり、贈り物したりしやすい形ではありますね。一方で、どのくらいの量を摂取したのか分かりにくさがあること、食事なので消化管からの吸収になりますので、吸収はやや緩やかです。
舌下投与のオイル
実はおススメの摂りかたです。
舌下「ぜっか」とは、その名の通り、舌の下に垂らし、しばらくふくんでから飲み込むという摂りかたです。わたしたちは医療現場で血圧の高い患者さんが来院したときにニトロという薬剤を舌下で投与するようにとよく医師から指示を受けたものです。上に示したように、薬剤の投与方法はさまざまあって、経口(内服)投与、静脈投与、髄腔投与、経皮投与・・・とたくさんあるのです。注射も静脈にうたれるときと肩の筋肉にうたれる場合など様々ありますよね。そのなかで舌下というのは舌の裏にある血管から直接吸収されるため非常に効率よく早く効き目があらわれます。筋肉注射よりも速いんですよ。発現時間と持続時間を考えると日常生活で使用しやすい摂りかたといえます。良いCBDオイルはそれなりに高価です。期待する体感を得たいですし無駄なく使いたいですよね。そんな場合には舌下にいれたまま60秒!!程度我慢して血管に吸収させてください。すぐに飲み込んでしまうのはもったいないですよ。ただし、ご高齢の方など、嚥下機能が落ちている方では、ため込んでおくことが難しかったり、むせこんでしまったりすることもありますので、ご注意ください。消化管からの吸収にはなりますが、オイルなのでスープや飲み物に垂らしたりする方法もあります。
ベイプと言われる吸入タイプ
気化したものを吸い込む、たばこのような形です。
こちらも吸収速度は速いタイプですが、実際に吸われた方からは刺激が強いと言われていますね。喫煙者でも大量に吸い込むときはむせてしまうそうです。呼吸器疾患をお持ちの方には気道への刺激が懸念されますのでご留意ください。またベイプには微量のTHCが混入している製品も多いと聞いています。購入の際にはしっかりと第三期間による成分分析結果を確認しましょう。その際に確認する欄はTHCと書いてある欄です。0%となっているかチェックしましょうね。
リップやクリーム、ワックスなど経皮吸収タイプ
痛みがあるところやCBDの受容体がある場所を意識した局所的に用いるのにおススメのタイプです。クリームやマッサージ用オイル等もあります。アカデミー賞の授賞式で着飾る女優たちが、ハイヒールで起こる足の痛みに対して、予めCBDを塗布してからレッドカーペットに向かうというお話もあります。また、美容業界からはシャンプーや化粧品からもCBD製品が出てきています。頭皮からの吸収やお肌のケアにもCBDが注目されているようです。
その他のポイント
THC不検出
原料の記事でも述べましたが、CBD選びの大前提になります。コロナ禍でますますインターネット上の国境を越えやすくなった今、THC不検出であることが保証された製品であることを確認することがとても重要です。
日本製
初めての方は特に国内製造であると安心して購入できますね。しっかりとした精度管理と法令順守のもとで製造されているはずです。
監修
様々な業界で注目を浴びているCBDです。医師や薬剤師といった医療界、タレントやエステティシャンなど美容業界が監修しているものもあります。
価格
アイソレートのCBDは比較的安価ですが最大限のメリットであるアントラージュ効果は得られません。ブロードスペクトラムの場合、安価ではありませんが、アントラージュ効果を期待できると言えます。
CBDの素晴らしい力を体感いただくために、皆さまには最善の選択をしていただきたいと思っております。