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あなたにCBD(カンナビジオール)が必要な理由とは?購入前に確認すべき情報まとめ

あなたにCBD(カンナビジオール)が必要な理由とは?購入前に確認すべき情報まとめ

近年「CBD(カンナビジオール)を使った製品は身体に良い効果がある」と聞き、興味を持ち始める人が多くなっています 。
しかし、CBD製品を購入する際はしっかり比較検討しないと、自分が望んでいた効果を得られないこともあります。

そこで今回は、CBDの専門家である正高佑志医師のYouTubeチャンネル「Japan Green Zone」や著書などから学んだ情報のうち、CBDを購入する時の4つのポイントについてまとめて解説します。
これからCBD製品の購入を考えている人は参考にしてください。

ベストなCBD製品を選ぶ前に確認したい情報

まず認識しておかなければいけないのは、「CBDはどんな症状にも効く特効薬」ではないということです。
そのため、CBD製品を選ぶ前にもっと根本的な情報を確認しておく必要があります。その詳細を以下で解説します。

CBDが最適な選択肢なのか確かめる

まず、 「治したい病気や症状にCBDが効果的か」どうかを検証しましょう。
この検証方法は簡単で、グーグルなどの検索エンジンで「治したい病名+CBD」で検索し、該当する記事を見つけられない場合は、CBDの利用が効果的でないと判断できます。
しかし、合致したからといってCBDが効果的だとすぐに判断してはいけません。
CBDの成分は日本と海外とで表記や解釈が異なるケースもあり、できる限り日本の企業・組織が発信している情報を元に検討することをおすすめします。

CBD以外の治療法を検証する

一般的に、CBDは単独ではなく複数の治療を行ったうえで選択肢に加わるケースが多いです。そのため、てんかんや統合失調症、他の病気の痛みの緩和などを目的としてCBDを利用したい場合、CBD以外の治療方法も合わせて検討しましょう。
例えばパーキンソン病の場合、CBD活用以外にも多くの治療方法が存在し、条件次第でほぼ無料で処方薬が手に入りますので、必然的にCBDを無理して選択する必要はないともいえます。

また「日本で流通しているCBDオイルは本格的な医療大麻とは異なる」という点を理解しておくことも大切です。
CBDオイルは簡単に手に入りますが、それらは欧米では「健康サプリメント」に分類されるようです。

CBD製品の選び方の4つのポイント

CBD製品は正しく効果的に活用するためには、以下の4つのポイントを意識して選ぶ必要があります。

①量と②金額

CBDを摂取する目安は濃度ではなく「絶対量」です。選ぶ際の順番も、つい濃度を優先してしまう人が少なくないので、まずはCBDの量をチェックするように心がけましょう。
ただ、CBD製品と言っても、金額だけでなく製品に含まれるCBDの量は様々なので、何mgのCBDを含有しているか確認する必要があります。
ちなみに、成分表示で“CBD10%”と記載されている場合は、内容量1ml当たり100mg(1000㎎ではないですか?)のCBDが入っていることを意味します。
同じ形状の製品で同等の金額だったとしても、CBDの内容量によってCBD1mg当たりの金額が異なりますので、「料金÷CBD含有量」で計算し、コストパフォーマンスを意識して選ぶようにしましょう。

CBDのコストパフォーマンス計算

容量10ml、濃度5%のCBDオイルが6,980円とします。
この場合、CBD含有量は「500mg」
※計算式
1.10ml×5%=0.5ml
2.0.5ml=0.5g=500mg

CBD1mgあたりの単価は「13.96円」
※計算式
・6980円÷500mg=13.96円/mg

気になるCBD製品があれば、上記の式に該当する数値を当てはめて「CBDの総量」と「単価」を明らかにして、比較検討することをおすすめします。

量と金額が分かったら、次は濃度をチェックしましょう。濃度の数値によって、1日に摂取すべきCBDオイルの量も変わるので、必ず確認してください。
一般的に摂取すべきCBDの1日の目安量は20~40mgとされています。例えば、濃度15%のCBDオイルで、30mg程度の摂取を目安とすると8摘ほど必要になるということです。

なるべく少ない回数で必要な量を摂取したい人は、濃度が濃いめのCBD製品を選ぶことをおすすめします。

症状に対する適切な剤型か

主に流通しているCBD製品は、オイル・食品など舌下や消化管から吸収するもの、電子タバコなど肺から吸収するもの、クリームなど皮膚から吸収するものの3種類があります。
それぞれ吸収される場所により、発現時間や作用持続時間、効果範囲に影響を与えます。
一般的に、発現時間は肺>舌下>皮膚>消化管、作用持続時間は消化管>皮膚>舌下>肺、効果範囲は皮膚(血管の近くなど貼る場所に左右されます)>肺>舌下>消化管と考えられます が、求める効能や患部によって適切な剤型は変わるので、不安であれば医師に確認してみましょう。

※関連記事:何を選んだらいいの?CBD!【パートⅡ】

CBD以外にどんな成分が入っているか

日本で流通しているCBD製品は、成分によって「アイソレート」、「フルスペクトラム」、「ブロードスペクトラム」の3種類に分けられます。

大麻草の中からCBDだけを取り出しているものがアイソレートで、大麻草に含まれる百数種類の成分を含んでいるものがフルスペクトラムです。ブロードスペクトラムは、フルスペクトラムから日本では流通が禁止されているTHCを取り除いた製品となります。
相乗効果が見込める「アントラージュ効果」は、アイソレートよりもブロードスペクトラムの方が高いとされているので、成分表をしっかりと確認し、自分が購入しようと思っているCBD製品の効果をしっかりと理解することが大切です。

※関連記事:CBD製品の3大種類「アイソレート」、「フルスペクトラム」、「ブロードスペクトラム」とは

CBD製品の違いを知って自分の望む効果を得よう

CBD製品を選ぶ時のポイントについて解説しました。
CBDは医学的にも一定の効果が認められていますが、症状に対してどのような効果を望んでいるかによって選ぶべき製品は大きく変わります。
この記事で解説したポイントを比較しつつ、不安であれば医師に聞くなどして、正しい知識を持ってCBD製品を選びましょう。
メディカルリサーチシンクタンクでは、医師・看護師監修のもとCBDに関わる情報を発信しているので、是非チェックしてみてくださいね。

※参照:著 正高佑志「お医者さんがする大麻とCBDの話」
※参照:YouTubeチャンネル「Japan Green Zone