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CBD配合の歯磨き粉も海外を中心に流行のきざし

虫歯や歯周病、顎関節症といった「お口のトラブル」は、全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。歯磨きの重要性はもちろん、最近ではクリニックでの歯石除去が推奨されるなど口内環境を清潔に保つ意識が高まっています。

最近では体調の改善などに良い効果があるとされる大麻成分「CBD(カンナビジオール)」が配合された歯磨き粉が、海外を中心に流行するなど健康な口内を保つためのアイテムが続々と発売されています。そこで今回は口内環境に関する基礎知識と、CBDとの関わりについて解説します。

口内環境の悪化は万病のもと

歯周病は、糖尿病・心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病のリスクが高まる可能性も
食べ物を摂取する口は、人にとってとても重要な器官です。栄養面はもちろん、歯並びやかみ合わせが悪いと食べ物を上手く細かくできずに胃や腸といった消化器官に負担がかかる、体のバランスが歪んでしまう恐れもあります。さらに歯周病が原因で糖尿病が悪化するほか、血管が詰まり心筋梗塞・脳梗塞などの生活習慣病になるリスクが高まります。
このように「口内環境の悪化は万病のもと」とされており、常に健康で清潔に保つ必要性があるのです。

虫歯や歯周病を放置すれば重大な病気をも引き起こす

口内環境が悪くなる代表的な原因が「虫歯」や「歯周病」です。これ自体も、生活習慣病とも呼ばれています。
虫歯とは、虫歯菌が出す酸によって歯のカルシウムが溶けて穴が開く病気のことで、進行してしまった虫歯は自然治癒することはありません。放置すると最悪の場合、歯が無くなってしまいます。
歯周病とは、炎症性疾患の一種で、発症すると歯茎や歯を支える骨が溶けてしまいます。歯と歯肉に残った歯垢や歯石が原因で細菌に感染して発症し、初期段階では炎症で赤く腫れます。進行すると膿が発生し、さらに深刻になると歯がぐらついて最悪のケースだと抜歯しなければならなくなります。

虫歯や歯周病から、歯の神経が腐って顎の骨に膿が溜まったり、顔や頭に近いので、副鼻腔炎や骨髄炎を発症する可能性もあります。さらに、ごく稀ではありますが歯周病菌が血液に侵入した結果、脳や心臓に到達して脳梗塞・心筋梗塞を引き起こしたケースがあります。炎症によって出てくる毒性物質が歯肉の血管から全身に入り、様々な病気を引き起こしたり悪化させる原因となります。

口の中には毛細血管が豊富です。口腔内で常に病原菌と戦い炎症を起こす状態にしてしまうとその影響は全身に波及してしまうのです。
虫歯や歯周病は身近な病気でもあり、指摘されたことがあるという人も多いのではないでしょうか。第一に予防、そして、早期発見・早期治療すべき病気と言えますね。

歯科医師が警鐘!コロナ禍で口内環境が悪化する人が増えている!?

特に新型コロナウイルス感染症が流行してから、私たちの生活に欠かせなくなった「マスクの着用」によって、口内環境を清潔に保つために欠かせない「唾液の量と質」が低下するという指摘もあるので注意が必要です。株式会社ゼネラルリサーチが2020年25~26日に1,065人の歯科医師にアンケート調査を行ったところ「昨今、口内環境が悪化している患者が増えている」と回答した人は全体の89.1%(うち『とても増えている』は34.1%)。「唾液の量と質が下がっている」と回答したのは95.2%(うち『とても下がっている』は27.2%)と圧倒的に多いことが明らかになったのです。

また、マスク着用による口呼吸の増加が唾液量の量と質に悪影響を及ぼすと、90%以上の歯科医師が回答しています。ほかにも、コロナ禍によって「ストレス」、「会話量の減少」、「運動不足」といった口内環境が悪化する原因も増えており、感染拡大前と比べると、よりいっそうの口内環境の改善が求められていると考えられるでしょう。

※出典:ゼネラルリサーチ株式会社「【コロナ禍のマスク着用で唾液力が大幅に悪化】唾液の量と質の低下による健康リスクとは?歯科医師1,065名が考える唾液力を高める方法が明らかに!

さまざまな病気の原因となる口内環境の改善には、虫歯になりやすい生活習慣を見直すことが必須

虫歯や歯周病は予防が大切、口内環境を改善するためには「虫歯になりやすい生活習慣」を見直すことが必須です。
具体的には、歯磨きを1日2回(起床後と就寝前)以上行い、歯間ブラシも1回は使用しましょう。また、食事時間を固定化して糖分が多い間食などを減らすことも大切です。さらに口呼吸は口内が乾燥して殺菌作用のある唾液の分泌が減少してしまうので、鼻呼吸を意識することも大切です。

また、歯ぎしりや縫合不全等をきっかけに歯周が傷つくこともあります。そういった意味ではストレスコントロールや歯科医による定期的なメンテナンスがとても大切です。

アメリカの一部実験では、CBDを含む歯磨き粉は、含まないものより口腔内細菌を抑制する効果が見られたという実験も

アメリカで行われた研究によると、18~60歳のプラークを採取しCBDを含む5種類の大麻成分「カンナビノイド」と市販の歯磨き粉の口腔内の細菌を抑制する効果を比較する実験が行われました。その結果、カンナビノイド類の抑制効果が市販の歯磨き粉よりも高い抑制効果があることが報告されています。
ただ、あくまで小規模の研究であり、フッ素やキシリトールといった他の虫歯や歯周病予防に有効な成分と比較していないので、CBDが口内環境の改善に有効と判断できる結果ではありません。期待値は高いものの、あくまで今後のさらに大規模で本格的な研究が必要な状況といえるでしょう。
海外だけでなく、日本でもCBDの歯磨き粉が販売されていますが、現在は歯科医院での定期的なクリーニングや歯間ブラシなどの既存の方法と併せて、CBDで口内環境の改善を図ることが大切です。

*ミニ知識*顎関節症

虫歯(う蝕)、歯周病にならぶ第三の歯科疾患と言われる顎関節症。
口を開閉するときに痛みがあったり、カクカクとした音が鳴ったり、大きく開けない場合は「顎関節症」の恐れがあります。顎関節症には口を動かすための「筋肉」または「関節」に異常がある場合に発症します。特に深刻なのは、関節の異常による顎関節症でその要因によって「ねんざ」、「クッションのズレ」、「骨の変形」の3種類に大別できます。

顎関節症になってしまうとかみ合わせのバランスが崩れ、これも口内環境を悪化させる要因になります。そして、肩やこめかみ、腰などにも負荷がかかり、痛みなどを感じてしまったり、さらに視神経への影響で目の奥に痛みが走るほか、耳鳴りやめまいなどを覚えたりするケースもあります。
顎関節症は元々の顎の特徴や猫背などの姿勢、職業病のほか、緊張や集中からくる歯ぎしりや食いしばり、ストレス、TCH(歯列接触癖)が原因で発生します。
CBDには心の不調への効果や頭痛などの周辺症状への効果が期待されていることから、顎関節症にお悩みの方も試してみる価値があると言えるでしょう。

口内環境の改善とCBDの研究に期待

口内環境の改善とCBDについて解説しました。現状ではCBDが直接的に虫歯や歯周病に効果があると断言はできないものの、CBDの抗炎症作用や鎮痛作用、小規模な研究結果から有効性については期待できるといえるでしょう。予防歯科や口内環境に対する意識は年々高まっていることから、今後、CBDと口内環境における大規模な研究が行われる可能性もあります。1日2回以上の歯磨きや正しい磨き方などの基本的なケアと併せて少しずつCBDを試してみてはいかがでしょうか。実際に歯医者さんで褒められた!という声も上がっています。

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